12月11日の講義「地域キャリア論I」に登場したのは、神戸発の婦人靴”BARCLAY”ブランドでおなじみの老舗「カワノ株式会社」。神戸で働き、生活されている河野国由本部長と杉山悟課長が、靴業界の歴史から個々のライフスタイルまで、リアルなお話を聞かせてくださいました。メイドインジャパンにこだわる婦人靴の製造過程を丁寧に追ったビデオ映像は、この日のために準備されたオリジナル。多数の職人が丁寧に製作する光景に、学生は興味津々です。盛り上がった質疑応答コーナーでは、「コストダウンのために給与カットを考えてはどうか」という鋭い質問が。「品質を維持するためにも、職人の給与は絶対に下げないとの回答に感激した」「ここは譲れないという強い意志を持った大人になりたい」との感想も散見されました。